2015/01/16

捕球のタイミングをつかむ練習 ~0から100~その2

捕球のタイミングを掴む練習 

~ 0から100 ~ その2



ただのゴロ捕りも、ポイントを学べば素晴らしい守備練習になります。
守備が上手くなる練習メニューを紹介します!
守備が上手くなりたければ、『センス(感覚)』を磨け!
練習を繰り返して、感覚を自分のものにしよう!


練習メニュー動画(youtube)

















練習メニューの解説

野球Oから100の練習
この動画は0から100の練習です。
解説はこちら↓

ゴロ捕球において、最も大切なことは『間』を掴むこと。
守備の上手い人は、この『間』を支配している選手です。

ゴロ捕りのコツをつかむためにまずは、捕球するタイミングから上達しましょう。
そのためにお勧めなのが
『零から百』と命名した練習メニューです。

捕球する前に、完全静止状態を作ります。















ポイントとしては、前足のつま先を上げた状態で待つこと。
エラーが多い選手に多いのは、
前足のつま先が着いてしまう「べた足」の状態です。

捕球前に足がべた足で止まってしまう状態を、
「足が使えていない」
「足がそろっている」
というようなコーチングをしています。

まずは捕球前の形を確認するためにも、
ゴロを捕りにいかずに、
捕球体制を作って、ボールが来てくれるのを待ってみるところから入ります。



野球ゴロのラインを可視化してみた

打球の見え方は選手によって異なると思います。
川上哲治さんのように、打球が止まって見える人もいるかもしれません。

この練習では、ボールを見て捕りに行くのではなくて、
打球が転がってくるラインを見つけて打球に入る練習を行います。

零の態勢で待って捕球するためには、
最終的に転がってくる打球のラインで待たなければなりません。

打球のラインを目で見て分かるようにするために
グランドに矢印を引いてみる。
打球の可視化です。

ゴロ捕りの転がしての前に矢印を引きました。
この矢印の延長上に打球が転がってくるわけです。

練習はコツを掴むのが目的。
これだけで、大きな変化が現れます。










野球100の力にならない選手に
零の形を作ったら、
次は捕球のタイミングで浮かして待っていたつま先を一気に踏み込みます。

この体重移動のタイミングと
グローブに打球が入るタイミングが合うと
スムーズに送球につながります。

体重移動が上手く行かない選手や、
100の動作が弱い選手には、
腰を後ろから押してあげる。















強く押しすぎると
つんのめってしまうので注意。

この『零から百』という練習メニューの観点から、
プロ野球選手(侍ジャパン)の捕球動作を見てみると・・・



この記事を読んで切れた選手、指導者の方々。
センス(感覚)は磨かれたでしょうか。

ありがとうございました。

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