2015/03/23

体が開く癖を直すための変則ティーバッティング「前足スイング」 baseball batting

体が開く癖を直すための変則ティーバッティング

~前足ティーバッティング~



ティーバッティングは、斜めから放たれるボールを正面に打ち返す練習。
バットの面を考えると、打球に意味を見出すべきではない。

ヘボ監督流の変則ティーバッティングで、
体の使い方について考えるきっかけを作ってみてはどうだろうか。




練習動画~YouTube~



練習メニューの解説



練習方法

踏み込み足側に9割、
後ろ足側に1割の体重を分配して構えます。













こうすることで、足首が固定され、膝も開きにくくなります。
最初のうちはすごく窮屈だと思います。

動きが制限されると、人間は他の部分を補おうとします。
前足に9割の体制だと、後ろ足の母指球(親指の付け根)で、
地面に穴を掘るような動きができなくなります。

体重移動とともに後ろ足が前に引きつけられる形になるように練習します。
この時に膝が割れて、体が開いてしまう選手が多いのですが、
前足がロックされているので、
上半身の動きが制限されて、開きを抑えることができます。





体が開く原因の一つはテイクバックに有り!

前足に体重を乗せると、足首や膝が固定されて
体が捻じりにくくなります。

この状態は、テイクバックも取りにくい。
特に「後ろ向きテイクバック」の人は苦しいはずです!

テイクバックは捻じりの動作。
肋骨から上を捻じることによって、パワーが生み出されるのですが、
後ろ向きになるだけのテイクバックの人は、
体の向きを変えているだけで、パワーが生み出されていません。

後ろ向きテイクバックは、
回転動作にスピードが加わらないため、
バットが遅れてこないために、
体が開く原因の一つになります。















上の写真のように、下が固定されていても、
しっかりと捻じることができる体を作ることがポイントです。




前が止まると後ろの足が締まる

前足が固定されると、
力が膝の内側に集まるようになります。
膝の外側に体重がかかると、
前につんのめってしまうからです。















内転とか難しい言葉を使うと、よけい分からなくなる。
選手は難しく理解しないほうがいいと思いますが。
ちょっと難しい表現を使って説明をすると・・・

前足が止まる(内側に力が入る)と、
後ろの足も自然と内側に回って、
前足に近づいてきます。

イスに座って、
足を少し浮かせた状態で
前側の膝を内側に押して踏ん張ると、
後ろの膝が、自然と前の膝と後ろの膝がくっつくんです。

















この動きが出来てくると、
体の開きが少しずつ強制されていくはずです。


前の膝を近づけるのではなく、
近づいちゃう感覚が欲しいのです。



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埼玉県代表浦和学院高校シートノック ~2015年春のセンバツ高校野球

埼玉県代表浦和学院高校シートノック

~2015年 春の選抜高校野球~


練習動画~YouTube~


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仙台育英高校シートノック ~2015年 春のセンバツ高校野球~

宮城代表

仙台育英高校シートノック
~2015年 春のセンバツ高校野球~

選抜大会、1回戦の前に行われたシートノックの動画です。






















練習動画~YouTube~


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2015/03/14

グラブマスタ- (NIKKAN SPORTS GRAPH)


グラブマスタ- (NIKKAN SPORTS GRAPH) 


先日知人に頂いた一冊。

グローブの歴史から、
型の付けかた、
メンテナンスと、なかなか選手に上手に教えることができないことが、
細かく丁寧に書かれたいました。



購入はこちら↑

面白かった表現は、
グローブでボールをつまむという表現。

普段なかなか使わないファーストミットや、
外野用のグローブに関しての知識など、
自分の中にない新しい視点でグローブを見ることができました。





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2015/03/12

ヘボ監督のゴロ捕り練習~S字ステップ~  (baseball practice )

ヘボ監督のゴロ捕り練習

~S字ステップ~

ヘボ監督のマル秘練習。
上手に打球を捕れるようになりたければ、ゴロ捕り練習を反復しよう。













練習動画~YouTube~



練習メニューの解説



練習方法

ゴロ捕りの練習メニューです。
今回はS字ステップ。

あまり耳にしない言葉ですが、すごく大切な練習。
今回はゴロを転がして、
捕球したら正面に返球する。
つまり、内野ゴロバックホームの形になっています。

基本となるのは「ライン外し」という練習。
転がってくるボールの軌道の正面に入らずに、
ボールの右側から合わせる捕球方法です。

捕球したらバックホーム。
単純な練習ですが、ポイントを意識することで、効果的な練習になります。





S字ステップとは

ライン外しからのバックホームステップのことを言います。
捕球をしやすいよう正面を外して打球に入ると、
ステップが1塁方向に流れてしまいがちです。

送球を安定させるために大切なのは、
力の方向(ベクトル)です。
ステップの方向をホーム方向にしっかり向ける。

そうすると、自然とプレーの軌道はアルファベットの「S」の形になってきます。





















動きに名前を付けることが大切

このステップは、特に意識しなくても、
普段行われている動きです。
これにあえて「S字ステップ」という
名前を付けることで、選手に練習のポイントを意識させることができます。

自分のチームだけで伝わる言葉でいいと思います。
ネーミングの力でプレーは変わります!



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2015/03/07

バランスボールで体を鍛えよう ~膝立ちに挑戦~

バランスボールで体を鍛えよう~膝立ちに挑戦~


ヘボ監督のマル秘練習。
今回はバランスボールを使った練習メニューを紹介。
野球が上手になりたければ、
技術と同時に動ける体を手に入れるのが近道。
ぜひチャレンジしてみてください。









練習動画~YouTube~



練習メニューの解説



練習方法

バランスボールの上で膝立ちになります。
いきなり膝立ちは難しいので、
最初は正座に挑戦してみるといいと思います。

簡単そうに見えますが、
意外と難しいです。
安全面に配慮して、畳などで行うことを進めます。

雨の日のトレーニングメニューに、
アクセントを加えてみてはいかがでしょうか?



コアトレーニング

バランス感覚を高める練習に見えますが、
不安定なバランスボールの上に乗るために、
小さな体重移動を繰り返すことになります。

腹筋に力を入れて、
前後左右に微調整を繰り返す作業は、
体幹部がしっかりしていなければできません。

遊び感覚で、
体幹部を鍛え、
バランス感覚を養う。

それがバランスボールです。




うまくできない選手へのアドバイス

うまくできない選手は、
「小さな体重移動を感じてみよう」
と、アドバイスしています。

わずかな体重移動を感じ取って、
腹筋のあたりで小さな体重移動を繰り返す。

これですぐにできるようになります♪



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